第3回 つらい二日酔いを吹き飛ばす法 22分でつらい状態から解放される

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これが二日酔い撃退マッサージ法

その方法はとても簡単です。朝起きてから、次のことをやってみましょう。

① 頭皮をシャンプーする時よりも少し強めに揉み込む(5分)
全体、首の付け根、耳の後ろ、頭頂部は親指と手の平全体を使って念入りに。

② 肝臓のマッサージ(5分)
肝臓は右肋骨の下にあります。その上に手のひらを当ててまずは温める。その後、指を立てて呼吸に合わせて少し強めに押す。その後、くるくるとなでるようにマッサージ。

③ ふくらはぎのマッサージ(5分)
マッサージオイルを使ってふくらはぎをつかむように刺激。また腓骨(ひこつ)と脛骨(けいこつ)に沿って下から上に持ち上げるようにマッサージ。マッサージオイルはオリーブオイルやホホバオイルなどのキャリアオイル100mlに、柑橘系とローズマリーのアロマオイルそれぞれ2、3滴を合わせ作ります。

④ 足の裏のマッサージ(5分)
親指を使って足の裏全体、そして足の親指をつかむように刺激する。

⑤ 白湯を飲む(2分)

合計約22分で終わります。出勤前の慌ただしいときですが、22分でつらい二日酔いが軽減されるのです。

 体内に蓄積してしまった痛みのもと、アセトアルデヒドを、頭、肝臓(腹部)、脚、足裏に分けてマッサージすることで、体外に排出するお手伝いを自分で行うのです。白湯は身体の中の毒を体外に排出してくれる最強のもの。アーユルヴェーダでは、朝一番に飲むことで身体の毒素を排出してくれると言われています。

出社後も、このマッサージを続けてください。午前中にはつらい頭痛から解放されることでしょう。昼食には水分たっぷりのスープやお粥、温かいお蕎麦など、胃に優しいものを。合わせてグレープフルーツジュースなど柑橘系も肝の疲れをサポートしてくれますので、お勧めです。

 ふくらはぎのマッサージに使うアロマオイルは、ロフトや東急ハンズ、無印良品などにありますし、今はインターネットでも購入できます。その時にこだわりたいのが、オーガニックのものを選ぶこと。身体の中に浸透していくものなので、自然なものにこだわりたいですね。

 アロマオイルは皮膚から吸収され、速やかに血流にのっていくので、身体全体の血行を促進し、体内に蓄積した有害物質の解毒を助けてくれることでしょう。頻繁にトイレに行くことも大切です。

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