「嫌われるオンラインの話し方」6大NGと解決法 「声、表情、トーン…」イラッとさせていない!?

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3つ目は、「『淡々と話す』ので結局何が言いたいのかわからない」ことです。

「口角を上げて話す」だけで印象が大きく変わる

【3】「淡々と話す」ので、結局何が言いたいのかわからない

淡々とした口調の話し方というのは、普段の会話でも印象に残りにくいのですが、「ウェブでの会話」になると、さらに印象が薄くなります。「この人は結局何が言いたかったんだろう」と思われるだけで終わってしまい、伝えたいことも伝えられないままになってしまいます。

「朗読」で、文章にメリハリをつけることを「抑揚」と言いますが、文章を読むときにこの抑揚があるとないとでは、相手への伝わり方が大きく変わってきます。これは「ウェブでの会話」でも同じことが言えます。

相手に伝えたいところは「ゆっくり」と話すことを心がけてみましょう。ゆっくり話すことで、相手が注目して「ここが言いたいところなんだな」と認識してくれます。

また、「ゆっくり度」も「ややゆっくり」「かなりゆっくり」など違いを出すことができます。「かなりゆっくり」のほうが度合いが高まりますので、どのくらい伝えたいかによってスピードを調整してみましょう。

【4】「ムッとした表情」になっている

「ウェブでの会話」で、いつもと変わらないように話しているつもりでも、「なんかムッとしているみたい……」と言われてしまうことはありませんか。怒っているわけではないのに、表情が乏しいと、相手いい印象を持ってもらえないことも少なくありません。とくに「ウェブでの会話」では表情が目立ってしまいます

4つ目としては、そこで、「口角を上げて話す」ことを心がけてみましょう。口角を上げると自然と感じのいい、やさしい雰囲気の声が出せます。これは、口角を上げることで口腔が緊張し、舌が少し上向きになるからです。これが相手には明るく、聞き取りやすい印象を与えます。

人が聞いて「心地いい」と思う声の周波数は「3000ヘルツ」と言われますが、口角が上がった状態で話すと、この3000ヘルツに近づきます。

例えば、アナウンサーの声、電車内アナウンス、新幹線内アナウンス、電話で対応するオペレーターの声などです。声も見た目も印象がよくなるので、口角を上げることを意識してみましょう。

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