3カ月で自然に12㎏痩せた人の「正しい歩き方」

秘訣は食事制限でもきつい運動でもなかった

それこそジムにも通いました。パーソナルトレーナーに個別に見てもらえばよかったのかもしれませんが、とりあえず自己流でいろいろなマシンにも挑戦しました。負荷をかければかけるほど効果が高いに違いないと、自分を追い込みました。

変な負荷をかけ続けたせいで腰が痛みだし、不安なく楽しめるサイクリングとランニングマシンしかしなくなり、そのうちそれも飽きてサウナに入るために通うように。しかしそのサウナもみなさんのご想像どおり、ダイエットにはほとんど効果はありませんでした。

歪んだ体のままトレーニングをすることは曲がった釘を金づちで打ち続ける行為で関節や筋肉に負担をかけます。

ジムで必死にトレーニングする時間より、日常生活で歩く時間のほうが長いのですから、その時により多くの筋肉を使う正しい歩き方を身につけることは効率的で時短にもつながります。むしろ歩き方が悪ければせっかくのジムでの努力は無駄になってしまいます。だからジムに行く前にまずは質のいい歩き方を知ってほしいと思います。

歩数より歩き方の質を変える

それらのことよりずっと効いたのは、ウォーキングでした。歩く時間や歩数は実はさほど重要ではなく、歩き方を変えると、どんどん体が変わり始めました。そして、大きな食事制限をすることもなく、なんと3カ月で12㎏も体重が減ったのです。

どこの筋肉を動かしているか、どことどこが連動しているか……。今まで使えていなかったお尻や背中の筋肉を意識して歩くと後ろ姿がスッキリし、筋肉量が増えることも実感しました。

今使えていない筋肉を目覚めさせ、筋肉量を増やせばバランスもよくなり代謝も上がりお尻も上がります。それを習慣付けることで、どんなに飲んでも食べてもきちんと消費できる体に変わっていきました。

私たちの体には200以上の骨があり、それを動かす骨格筋や内臓筋などを合わせると、600以上の筋肉があります。これらすべての筋肉が少しずつ自分自分の役目を全うするように目覚めれば、体全体でエネルギーを作りだすことになり、代謝は上がります。

そう、大事なのは、基礎代謝を上げることなのです。

基礎代謝とは、心臓などの臓器を動かしたり呼吸するときなど生命維持のために使うエネルギーのことで、寝ていても消費するもの。せっせと運動するより、この基礎代謝を上げたほうが、無理なく、太りにくくなるのです。

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