日本で育児をしていると、「人の世話になるのは申し訳ないことだ」「子どもが周りに迷惑をかけてはいけない」「多少無理しても1人でも頑張ってこそ母親」という先入観が強くなりがちです。
でも、本当はハードルをそこまで上げる必要はない。子育ては1人で抱え込まなくてもいい。つらいときは甘えていい。それは今回の取材で改めて感じたことでした。
とはいえ、シェアハウスはハードルが高いし、近所には友達も頼れる人もいないよ!という人も多いかと思います。
そういう人にオススメしたいのが、ベビーシッターの定期利用。気に入った同じ人を継続的に頼むことで、家族のような関係になりやすいからです。実際「シッターさんに育児の悩みを相談できるようになって精神的に楽になった」という話はよく聞きます。
育児をしてもらえる場所やサービスを探してみる
また、「ワーク&ライフ・インターン」という「大学生が共働き家庭で育児サポートをする」という仕組みも近年は人気があります。大学生にとっては、共働き家庭のリアルな様子やリアルな育児を経験することが、自分の将来設計を考えるうえでのヒントになるからです。そこに参加した大学生は、インターン終了後も、その家族と疑似家族のような付き合いになることもあるそうです。
いやいや、それはそれでハードルが高いよ!という人は、地域のイベントに参加するのもオススメ。いろんな世代の人が参加するイベントには「子どもが大好きだけど、もう自分の子どもは独立しちゃったし、ああ子どもの世話をしたい!」とウズウズしている年配の女性がいることがあるからです。
育児の手が足らない人もいれば、育児をしてみたい人もいる。
手が足らない人は、この可能性を探ってみることも1つの手だと思いました。
というわけで、今回学んだつかれない家族になるヒントは……
↓
・それが迷惑と思うか喜びと感じるかは人による
・育児をしたいと思っている人がいるサービスや場所を探してみよう
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