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インド赴任、ビザ取得の大変な実態
日本企業のインド進出を阻む深刻な問題

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  • 田宮 寛之 経済ジャーナリスト、東洋経済新報社記者・編集委員
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また、進出時の初代赴任者の場合は、赴任が遅れるとビジネス全体が遅れることになります。現地にいけば、さらなるトラブルに対処していくというより重要な任務があるにもかかわらず、ビザ問題のせいで行くことすらも許されないという状況に追い込まれます。

――うーん。なるほど。では、ビザはすべて取りにくいのでしょうか?

「観光ビザ」は簡単です。出張で使う「商用(ビジネス)ビザ(通称:Bビザ)」も簡単ですが、一部の人は厳しいです。最も混乱が起きているのは赴任時に使う「就労(エンプロイメント)ビザ(通称:Eビザ)」です。状況は年々悪化の一途をたどっていて、ここ2年くらいは、特にひどいです。取得するまで2カ月かかるようなことがザラにあります。これでは赴任する前から心が折れてしまいます。

――取得しづらいのはどういった人ですか。

営業職よりも技術職の方が取りにくいです。新製品のライン立ち上げなどで駆り出される「技術支援の長期出張」なども取りにくいです。業種で言えば、機械、設備メーカーなどが取りづらいです。

これだからインドはダメなんだ!!

一方、販社で進出している企業は、営業職の方のみで構成されていますので、あまり問題になりません。こうした事実を知らないこともあります。技術職を必要とする現地生産している企業で問題になっています。

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