経済学は温暖化を解決できるか 山本隆三著

経済学は温暖化を解決できるか 山本隆三著

温暖化問題には不確実なことが多い。「温暖化懐疑論」もある。経済学的考えからすれば、そもそも不確実であるから温暖化防止策を行う必要はない、といった結論になることはないと、著者は説く。

温暖化の経済的な側面の費用便益分析で著名なスターンレビューによれば、温暖化が発生する確率が相当に低くても、対策を講じるほうが有利であるとの結論になるという。温暖化の被害は一度発生すれば長期にわたり、被害額は対策費を大きく上回ると予想されるからだ。

その「保険料」として有効なのは何か。排出規制の経済学的分析に加えて、特に主な経済的手法と呼ばれる環境税、排出権取引制度について解説・評価する。

平凡社新書 756円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナショックの大波紋
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • 財新
  • 山本シンヤが迫るクルマ開発者の本音
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
激震! コロナ危機<br>総力特集 土壇場の世界経済

欧米での爆発的な感染拡大により、リーマンショック以上の経済悪化が濃厚です。「自宅待機令」下の米国現地ルポに各国の政策対応、トヨタも国内工場停止に至った自動車産業、ほぼ半値へと急下降したREIT市場など徹底取材。