トヨタ「新型ヤリス」買うならどのグレードか

3パワートレイン×3グレードで何を選ぶか

ヤリスにはカーナビの代わりに「ディスプレイオーディオ」が標準装備される。AM/FMチューナーは内蔵されているが、ナビ機能は備わっておらず、スマートフォンを接続して「TCスマホナビ」や「LINEカーナビ」などのアプリを画面に出力するものだ。もし、「Apple CarPlay」や「Android Auto」を使いたい場合は、別途TVとのセットオプション(3万3000円)に加入する必要がある。

オーディオとスマホ連携機能を持つ「ディスプレイオーディオ」(写真:トヨタ自動車)

非スマートフォンユーザーは、ディーラーオプションの「エントリーナビキット」(6万6000円)か「T-Connectナビキット」(11万円)を購入することで、ディスプレイオーディオにナビ機能を持たせることができるが、社外の2DINナビなどを装着することはできなくなっている。

CD、DVDといったメディアの再生にも対応しておらず、どうしてもメディアを再生したいユーザーは別途CD・DVDデッキ(4万1250円)を購入する必要があるので注意したい。

実際に買うならどのグレードか?

価格はハイブリッドモデルが199万8000~229万5000円、1.5Lガソリンモデルが159万8000~192万6000円、1.0Lガソリンモデル139万5000~161万3000円(すべて2WD、AT車)。最安値のモデルから最上級モデルまでの価格差は、なんと90万円もある。

1.0Lモデルは安さが際立つが、先進安全装備に一部差があることに加え、エンジンも従来型をキャリーオーバーしており、高速道路などを使わない近距離の移動に終始するというユーザー以外には勧めにくいところ。

となると、1.5Lのハイブリッドかガソリンとなるが、決して燃費のよさで元を取ろうとハイブリッドを選んではいけない。燃費の差で差額の元を取るには相当な距離を走らねばならないからだ。

「1.5 X」の外観。見た目は上位グレードとほとんど変わらない(写真:トヨタ自動車)

ハイブリッドは、モーターアシストによる力強い加速や静粛性、いざという時に電源車になる(コンセントはオプションだが)という点に魅力を感じるユーザーが選ぶべきである。

グレードに関しては、各グレードの差額がおよそ15万~16万円だが、中間グレードのG系にいくつかメーカーオプションを追加すると、すぐにZ系グレードに近い値段になってしまう。そのため、充実した装備を求めるのであれば、上級グレードのZを選んだほうが買い得感は高いと言える。

一方、なるべく出費を抑えたいと考えるのであれば、X系グレードを購入しても必要十分な装備が最初から備わっているため、不満を覚えることは少ないだろう。1.5LガソリンのX系グレードを中心に、求める性能や必要な装備、オプションでグレードを選んでいくのがお勧めだ。

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