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「新型フィット」の姿形が大胆に変化した必然 道具としての美しさや心地よさを重視した

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  • 森口 将之 モビリティジャーナリスト
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リアまわりもウインドーとパネルの間のクロームメッキの帯が消え、コンビランプはオーソドックスな横長になるなど、簡潔な構成で美しさを目指そうという気持ちが伝わってくる。パネルとガラスやランプの段差も少ない。

しかもハイブリッド車のテールランプは、フロントのデイタイムランニングランプ同様U字型に点灯する。ディテールを前後でそろえて一体感を出そうとした姿勢も理解できる。

「クロスター」というフォーマット

グレード構成は一般的な上下関係ではなく、ベーシック、ホーム、ネス、クロスター、リュクスというキャラクターで分けた。このうちクロスターは流行のクロスオーバースタイルを導入したものだが、車高をやや上げ、フェンダーにアーチを追加しただけでなく、これだけフロントグリルを設けている。

このクロスターというグレードも、フリードのマイナーチェンジで設定しており、あちらは車高やフェンダーやそのままだったものの、やはり大きめのグリルを設けることで差別化を図っている。今後ほかの車種にもクロスターが追加される際のフォーマットになりそうだ。

キャビンはまず視界が気持ちいい。インパネ上面は出っ張りがなく、ドアの前の三角窓を挟むように2本あるピラーは、手前が太く、奥が細くなっている。おかげで前方視界があまり遮られない。新型フィットのようにドアの前に三角窓を持つクルマはいくつかあるが、ここまで太さに差をつけて視界に配慮した例は珍しい。

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【心地よい視界とノイズレスインテリア】

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