部下のメンタル壊す「危険な上司たち」の特徴 上司と合わないと思ったら必ず原因がある
部下は、上司を選べません。その上司を変えることができないなら自分が変わるほうがラクでストレスもかかりません。相手のタイプを知り、そのために何をすればいいかを実行すれば徐々に楽しく仕事ができるように必ずなります。
こんな風にアドバイスしている私ですが、外資系の会社に新入社員で入社し、その後ヤフーやソフトバンクで働いている中では、数えきれないほど人間関係で悩みました。
今でも鮮明に覚えているのは入社したての頃の話です。重要な提出物の締切日を守れなかった私は、100人の社員がいる前で「帰れー!!!!」と上司に怒鳴られてしまいました。新人とはいえ、社会人の基本である締め切りを守れないこともよくなかったことですが、この事件をきっかけに、怒鳴った上司のことを憎らしく思い、「もう、こんな会社辞めてやる」と思って転職雑誌を読んでいました。
ただやはり、そうした問題は自分自身で解決しようとしなければ解決しません。私自身もそうでした。当時私を怒鳴った上司は先ほど紹介した、典型的な感情型上司(タイプ2)でしたし、そのことをわかったうえで、1つひとつ対策を練って関係を作っていきました。しばらくは気まずい関係でしたが、その後、上司との関係も頭を悩ますものではなくなり、最終的には当時の上司は私の恩師と言える人となったのです。
問題が出たときに、自分に繰り返してほしい質問
人間関係以外でも、働いているとたくさんの問題に直面します。これまであらゆる問題のケースを見てきて確実に言えることは、どんな問題にも必ず原因があり、その原因を明確にして対策をすれば絶対に解決できるということです。そこで私はいつも問題が出てきたときに必ず思い出して、やってほしい質問を紹介します。
2 「その原因が解決したら、すべての問題は解決するか」という質問
問題の原因を掘り下げていく1の質問と、問題のほかの原因を探す2の質問を繰り返すことで、発生した問題の全容を明らかにし、問題を丁寧にひもといていきます。自分が直面した問題に対してこの2つの質問を繰り返すだけで、問題を解決する力は目覚ましくついていくことでしょう。
今まさに人間関係に悩んでいる人は5つのタイプを参考にして、早速問題解決の力を磨いてみてください。仕事で余計なストレスをかけないためにも、問題解決の力を身に付けられるといいですね。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら