弘中綾香「まるで空気を読まない」異端児の魅力 神田伯山も認めた「ニュータイプの女子アナ」
2019年12月に発表されたORICON NEWSの「好きな女性アナウンサーランキング」で、弘中綾香が初の首位に輝いた。弘中は何年か前からじわじわと注目度が上がっていたが、この手のランキングで1位になるのは初めてのことだった。
1月24日に在京民放キー局(日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ)で同時放送された東京オリンピックを盛り上げるための特別番組『一緒にやろう2020』でも、日本テレビの桝太一、TBSの安住紳一郎らと並んで、テレビ朝日代表として堂々の出演を果たした。弘中はいまや名実ともにテレビ朝日の看板アナウンサーとなりつつある。
もともとは愛くるしいベビーフェイスと特徴的な甲高い声から、どちらかと言うとぶりっ子キャラのイメージがあった。でも、バラエティ番組に出るようになってから、少しずつその個性に注目が集まるようになってきた。
出世作となった「激レアさん」
弘中の出世作となったのが『激レアさんを連れてきた。』である。弘中が研究助手としてプレゼンター役を務め、衝撃的で珍しい体験をした人の半生を紹介していく。紹介する際に用いられる小道具や文字パネルなども、すべて弘中自身が手作りしている。
現実のものとは思えないような「激レア」な体験をした人たちの壮絶な生き様を、弘中は淡々と軽い調子で語っていく。体験談そのものの面白さに加えて、その語り口とのギャップが印象に残る。共にMCを務めるオードリーの若林正恭との軽妙なやり取りも話題になっている。
この番組がヒットしてから、弘中は一気に活動の幅を広げた。2019年の7〜8月にはAbemaTVで『ひろなかラジオ』という冠番組が放送された。弘中が1人でカメラの前に座り、ギャルメイクに挑戦したり、ゲストとトークしたりするという内容だった。
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