便利だけど危険も潜む!要注意の「クルマ装備」 運転支援機能やスライドドアで注意すべき点
(4)スライドドア/子供の飛び出しを誘発しやすいので要注意
ミニバンや背の高い軽自動車など、今の売れ筋車種の後席には、スライドドアが装着されている。横開きドアに比べて、開閉時にドアパネルが外側へ張り出しにくく、狭い場所でも乗り降りしやすい。電動開閉式なら、幼い子供を抱えた状態での乗降性が大幅に向上する。スライドドアは子育て世代が便利に使える装備とあって、装着車が好調に売れている。
ただし注意点もあり、子供の飛び出しを誘発しやすい。横開きドアは開いたときに前方がドアパネルで塞がれるが、スライドドアは前方、側方ともに視界が開けるから、飛び出しやすいのだ。
しかもスライドドアは、前述のようにドアパネルが外側へあまり張り出さないため、後続車両のドライバーはドアが開いたことに気付きにくい。使い勝手のよさが、すべて子供の飛び出しの危険に繋がる。路上のコインパーキングに駐車するときは十分に注意したい。
オートライトの装着が義務付けに
(5)自発光式メーター/ヘッドライトの点灯を忘れやすい
ベーシックな車種のメーターは、車幅灯やヘッドライトのスイッチを入れると、メーターも明るくなる。夜間にヘッドライトを点灯しないで走ると、メーターが暗いから、非点灯にも気付きやすい。
しかし上級車種を中心に採用される自発光式メーターでは、昼夜ともに、メーターが同じような明るさで見える。従って自発光式メーターでは、ライトの点灯を忘れやすい。無灯火の走行は危険だ。
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