幼児の英語がたった1年で劇伸びする本質理由

ポイントは英語の"リズム回路“にあった

幼児の英語に「努力が要らない」理由とは?(写真:Fast&Slow / PIXTA)
賛否両論のある英語の早期教育。子どもを持つ親にとっては永遠のテーマかもしれません。しかし、30年以上にわたり10万人以上の子どもたちの英語教育と発達研究に携わり、言語学を学んできた船津 洋氏によると、言語学や脳科学では、英語学習は早く始めれば始めるほど有利だとされているといいます。
ただ、問題なのはその学習法。船津氏が『10万組の親子が学んだ 子どもの英語「超効率」勉強法』にまとめた、幼児期から始める英語の超効率的な勉強法について聞きました。

子どものうちなら英語学習に努力はいらない

「英語学習は小さいうちから始めるべきか否か」。

よくそういったテーマが話題になりますが、30年以上、10万人以上の子どもたちの英語教育に関わってきた私が考えるに、やはり英語学習は早く始めれば始めるほど有利です。

赤ちゃんは特別な教育を受けなくても、だいたい2歳までには日本語をしゃべれるようになります。同じように小さいうちから学習することで、短期間で努力も必要なく英語を身につけ、ネイティブ以上に使いこなすことも可能です。

つまり、幼児期は黄金期です。小さなお子さんがいるご家庭は、このタイミングを逃さないでいただきたいと思います。

私は「日本人の英語ができない理由」を探るために言語学を勉強してきましたが、英語ができる人とできない人の違いは「インプット」に成功しているか否かという、このたった一点です。言語学でも、大量の「インプット」こそが、言語獲得の最善の方法だと考えられています。

小さい子であれば、「よし、英語の勉強をしよう!」というモチベーションは必要なく、自然なインプットによって気がつけば英語が身についているという状態を実現することができます。そのためにポイントとなるのが「リズム回路」です。

運良く幼児期に英語教育をスタートできるなら、いちばん効率的なのは英語の音声を家庭内でBGMとしてかけ流す方法です。

この方法では、英語圏に生まれた赤ちゃんが周囲の英語を耳にしながら英語を身につけていくような、あるいは留学生が英語漬けになることで英語を身につけるような、そんな環境を日本に居ながらにして人工的に作り出していきます。

次ページ赤ちゃんの脳内に英語の「リズム回路」ができると…
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