アウディ「A1」乗ってわかった最新進化の真髄

小型・軽量なボディを生かし機敏に走る

写真は17インチホイール装着の「S-line」(写真:LEON編集部)
いまや人気セグメントに成長したプレミアム・コンパクト。その真打ちともいえるアウディA1がついにフルモデルチェンジ。その実力を国内でテストした。

その意匠に込められたアウディの思いとは?

クオリティ感が高く、かつ80年代にラリーで大活躍したスポーツクワトロのイメージを活かしたスタイリングが特徴的な、アウディの新型「A1」が日本に登場した。

コンパクトなハッチバックの使い勝手のよさを重要視していて、かつ、おとなが乗るのにふさわしいクオリティ感も欲しい、というひとには、体験してみることを勧めたい。

ノーズ部分の3連スロットが新型A1の特徴(写真:LEON編集部)

そもそも、スポーツクワトロとは、アウディが世界ラリー選手権のために開発したモデル(1983年−84年)。このクルマの活躍に胸をときめかしたというクルマ好きもいるのでは?

全長4.2メートルの小型軽量ボディに当時としては桁外れの300馬力という高出力エンジンを搭載していた。コンパクトサイズでスポーティというイメージを強調するためだろう。アウディでは2代目になったA1のノーズに、スポーツクワトロで特徴的だった3連スロットを設けた。

本記事はLEON.JPの提供記事です

はっきり言ってしまうと、機能的な意味はまったくないけれど、ファッションのアイコンみたいなものである。この部分に込めたアウディのデザイナーの思い入れをおぼえておいて、同乗者に説明してあげるといいだろう。

アウディは1980年代にクワトロというスポーツ走行のための4輪駆動技術で、モータースポーツシーンを席巻。それを民間におろしたのが、クワトロだった。スポーツクワトロはいちおうラリーの出場権を得るために200台生産されて販売されたことになっているけれど、市場にはまず出回っていない。

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