『意思決定力』を書いた本田直之氏(レバレッジコンサルティング代表取締役社長兼CEO)に聞く

『意思決定力』を書いた本田直之氏(レバレッジコンサルティング代表取締役社長兼CEO)に聞く

ここ3年で訳書含め著書を19冊刊行。年内に新たに5冊追加され、累計150万部を超える勢いという。個人向けの実践的なスキルアップ指南書を中心に、その売れるワケを聞いた。

--なぜ広く読まれるのか、自己診断してください。

いま個人個人がスキルを上げていかなければいけない時代に大きく変わった。10年前だったら、これほど読まれなかっただろう。実は10年ほど前にビジネス書売れ行きトップ50を毎月分析したことがある。ほとんどが著名筆者による企業の経営戦略本であり、個人のスキルアップの本は、ないか、底の浅いものだけだった。それが一変して、受け入れられる確かな土壌ができた。

読みやすいとも結構言っていただける。これはビジネススクールに行ってよかったことの一つだ。自分の考えを、ロジカルに体系だってまとめることを徹底的にトレーニングされたからだ。

--企業経験も生きている?

上場前後の企業経営に参画しているときに、投資家回りもした。確固たる根拠とロジックと数字、それに伴う結果を示せなければまったく信用してくれないし、相手にもされない。海外投資家とのやり取りでは特にはっきりしている。相手が納得できる表現を心掛けることが、そこでもトレーニングになっている。

--読者目線を心掛けている、とも。

とてもいいことを書いているのに読みづらいという本が結構ある。それは自分の言いたいことを自己流で表現するにとどまっているからだ。どうしたら読者の役に立つかの視点に立ち、自分のやってきたこと、考えてきたことを素直にまとめて、本の形にする。

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