日本の政権首脳が「トランプ再選」を熱望する訳

米大統領選の予測はそんなに簡単ではない

アメリカのトランプ大統領が再選されると日本にとってどんなメリットが考えられるのか?(写真:ロイター/アフロ)

2020年11月3日のアメリカ大統領選挙まで1年を切るなか、世界の注目は、ドナルド・トランプ大統領が再選され2期目を勤めることになるか、それとも14人の民主党候補者の誰かが勝利するかに集まり始めた。その結果はアメリカだけでなく、日本を含めた世界全体にとって深い意味を持つことになる。

両党で立候補しているのは

共和党では目下、元イリノイ州選出下院議員のジョー・ウォルシュと、元マサチューセッツ州知事のウイリアム・ウェルドがトランプの対抗馬として立候補しているが、トランプがほぼ確実に候補者となるだろう。

トランプがこの戦いから外れるようなことが起こった場合、候補者として可能性が高いのは、マイク・ペンス副大統領、元国連大使のニッキー・ヘイリー、元下院議長のポール・ライアン、そしてミット・ロムニー上院議員となるだろう。

一方、14人の民主党候補者のうち、指名を獲得する可能性が高いのは元副大統領のジョー・バイデン、元ニューヨーク市長のマイク・ブルームバーグ、インディアナ州サウスベンド市のピート・ブーテジェッジ市長、エイミー・クロブシャー上院議員、バーニー・サンダース上院議員、そしてエリザベス・ウォーレン上院議員の6人。これは、新しい候補者が指名争いに参入せず、民主党が「仲介された」大会を開催しないと仮定した場合だ。

民主党の最有力候補は2月3日のアイオワ州党員集会、2月11日のニューハンプシャー州予備選挙、3月3日のスーパーチューズデー後に見えてくる可能性がある。しかし、民主党の候補者は7月13~16日にウィスコンシン州ミルウォーキーで開催される民主党全国大会までははっきりしないかもしれない。

民主党が2020年の大統領選挙で勝利する可能性は、①民主党が指名する候補者、②民主党が有権者に伝えるメッセージ、③トランプの今後の行動、④弾劾裁判の結果、⑤アメリカ経済、そして、⑥海外の影響――で決まる。

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