兜町で「テクニカル女子」が増えている理由 「老後2000万円」で投資に走る前にすべきこと

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難しいテクニカル分析も、女子会なら楽しく理解できる(写真:mits/PIXTA)

昨今、公的年金以外に「2000万円の老後資金」が必要という金融庁の公表によって、年金や退職金だけでは老後の暮らしが賄えないという認識が日本全国に広がった。このニュースによって証券口座の開設が増加傾向にあるが、「初心者の拙速な投資」は大事な資金を失うことになりかねない。そのため、書籍やセミナーなどで株式投資について学ぼうという人が増えているという。

その中でもユニークなのが、取引の際に用いるチャートなどのテクニカル分析を極めようとしている「テクニカル女子」の存在だ。

先日夕方、東京・兜町の東京証券取引所のすぐ真裏にあるビルに、女性たちが吸い込まれるように入っていった。この日は、「日本テクニカルアナリスト協会」(NPO法人=特定非営利活動法人)が主催する、女性を対象にしたテクニカル分析のセミナー(5回目)が行われていた。参加者の顔ぶれは20〜40代の個人投資家、金融機関勤務、ファイナンシャルプランナーなどで、ある程度、金融リテラシーのある投資経験者が多いという。

テクニカル分析をせずに投資をするのは危険

では、ここに参加している女性たちは、なぜテクニカル分析を重要視するのか。投資の基本は「安く買って高く売る」ことだが、しっかりチャート分析をせずに適当に売買していると、「高く買って塩漬け」「高く買って損切り」という事態に陥りやすい。

テクニカル分析をしなくても投資は可能だが、これを知らずに投資をするのは、時として大損をしたり、逆にもっともうかるチャンスをみすみす逃したりすることは、投資経験者なら誰でも経験することだ。「テクニカル分析を知っていれば、最低限、銘柄ごとのエントリー(入り口)とエグジット(出口)の大まかなポイントが押さえられる」というのが彼女たちの共通認識だ。

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