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買収観測Jクルーがユニクロにもたらすモノ 50億ドル大型買収の費用対効果はいかに

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「ファーストリテイリングにとって、Jクルーは欠けていたマーケットポートフォリオを埋める申し分ないブランド」(ドイツ証券の風早隆弘シニアアナリスト)

現在、高価格帯の「セオリー」と低価格帯の「ユニクロ」を保有しているが、Jクルーはその中間価格帯に当たる。Jクルーの他国への出店や共同マーケティング、ユニクロ米国事業での認知度向上などといったシナジーも発揮しやすく、買収のメリットは大きい。

「柳井正社長がアパレル業界のカリスマ経営者を手中に収めようとしている」(グローバルSPA企業に詳しい、ディマンドワークスの齊藤孝浩代表)という見方もある。

現在もJクルーを率いるミラード・ドレクスラーCEO(最高経営責任者)は、過去にGAPのCEOを務め、カジュアル・ラグジュアリー「バナナリパブリック」買収やGAPの低価格業態「オールドネイビー」立ち上げを行い、低迷していたGAPを蘇らせた中興の祖。Jクルーには、2003年にCEOに迎え入れられブランド刷新に成功した。アップルの社外取締役も現任する大物だ。

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