東洋経済オンラインとは
ビジネス

手土産で1位を獲った「バターバトラー」の正体 スイスの発酵バターを使った「フィナンシェ」

8分で読める
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

なお、長部氏も思わぬところでブランド構築に貢献している。

バターバトラーのブランドを自ら体現する、販売部の長部竜人氏(筆者撮影)

店長時代にはちょびひげを生やしており、オールバック・燕尾服姿で、キャラクターの執事を具現化したようだったそうだ。今はひげが薄くなっているのでそっくりではないが、スタート当時は店舗などで広告塔の役割を果たしていた。

今後は既存店舗に引き続き力を入れるとともに、主要な商業施設への新規出店も進めていく。また、駅、空港、高速道路のSAといった卸販売にも期待をかけているそうだ。

というのも、近い将来で海外展開を狙っているためだ。すでに、同社が展開する20ブランドのうちの1つ、東京ミルクチーズ工場はアジアを中心に33店舗を運営している。

目標はルイヴィトンやエルメス

「バターバトラーは、ルイヴィトンやエルメスといった、ファッションのハイブランドに匹敵するブランドとして売り出していきたいと思っています。

シュクレイ代表取締役社長の阪本良一氏(筆者撮影)

日本を訪れる海外のお客様に食べてもらい、『また食べたい』と思ってもらえれば、その国で店舗を広げる強みになる。そして、日本ではさらに新商品を出して、海外のお客様を日本に呼び込む。そうした循環を日本と海外で回していくことが理想です」(阪本氏)

シュクレイが参画する寿スピリッツグループは5年間で売上高177%の407億円(2019年3月期)だが、そのうちシュクレイの売上げ高は138億円。これは同社設立後の2013年3月期に比較すると、8倍以上にアップした計算になるそうだ。阪本氏によると、2023年の中期経営目標では、売上250億円を狙っているという。

商品力に販売力の高さをかけ合わせ、急成長の同社。この勢いはしばらく続きそうだ。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象