米中両国が「第一段階」通商合意に到達 トランプ氏「12月15日の関税発動猶予」
[北京/ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領は13日、米中が「第一段階」の通商合意に到達し、15日に予定していた対中追加関税の発動を見送ると明らかにした。合意に基づき中国は米農産物の購入を拡大すると強調。さらに第2段階の合意に向けた交渉を直ちに開始すると表明した。
トランプ氏はツイッターで「米中は非常に大規模な第1段階協定で合意した。中国は多大な構造的変革の実施や農産物、エネルギー・製造業製品などの大量購入で合意した」と述べた。
中国も13日、米国が対中追加関税の段階的な撤回で合意したと発表。「第一段階」の合意に向け大きく前進したとし、中国内の外資系企業や米国内の中国企業に対する保護が拡大すると表明した。
廖岷財政次官は会見で、両国が第1段階の協定の文言で合意したと発表。王受文商務次官も米国が一部関税を段階的に撤回するとした。
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