「人から嫌われても」全く気にしない人の共通点 銀座のママは見た!「一流の男性」の特徴

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「人から好かれようが嫌われようがどちらでも構わない」

そういう覚悟を持つと心が自由になります。人それぞれ育った環境が違うし、考え方や価値観も違う。すべての人に好かれるなんてしょせん無理なこと。そう思えるようになると人の本音を聞くことができるし、自分の本音を言うことができるようになります。

自分の本音を言ったら人間関係がうまくいかなくなってしまうのでは、と心配になる方もいるかもしれません。ですが、結果的に自分にとって望ましい人間関係を築けるようになり、自分の成長を妨げるかもしれない人間関係を手放せるようになります。そして、そのときに大切なことは、仲間がいなくなることを必要以上に恐れないこと。

成功している方々が「人に好かれようとしない」のは、人に好かれようとしないことで、人付き合いがスムーズになるということをご存じだからだと思います。無理をせず、自分らしく付き合える人間関係を築く方法を実践されています。

「好き嫌い」で仕事をしている

私が夜の銀座で出会った方々には、「好き嫌いで仕事している」という共通点があります。例えば、何かを購入する場合、同じ品物を売っている人がいて、1人が好きな人、もう1人が嫌いな人ならどちらから購入しますか?

私なら自分が好きな人から購入します。社会人になると好き嫌いで人を評価するのはよくないことだと言われることもありますが、本当にそうなのでしょうか? 人は普段から好きか嫌いかでさまざまなことを判断しているように思います。

ここで言う「好き嫌いで仕事している」という意味は、「仕事の内容を個人の好き嫌いでより好みをしている」とか、仕事関係の人を好き嫌いで判断して「態度を人によって変える」という意味ではありません。

成功している方々は、今までのご自身の経験から勘を大切にされています。だからこそ「なんか好き」「なんか嫌い」という感覚を大事にしています。もちろん、社内でも社外でも仕事が円滑にいっている場合は、嫌いな人とでも割り切ってお仕事をされています。その人に対する好き嫌いで判断しているというよりも、「信念が共感できない人とは一緒にいたくない」というのが正しい言い方かもしれません。

先日、私のお店に昔からお見えになっているお客様が私と初めて会ったときのことをこう話してくださいました。

「僕が利美ママのお店にまた来ようと思ったのは、『利美ママはどうして銀座で働こうと思ったの?』って聞いたときに、『10歳のときに仲のよかった友人のお母さんが自由が丘にあるクラブで働いていて、その彼女に憧れて夜の仕事をしたいと思った話と、TVを見ていて夜の世界は銀座が1番だと聞いて銀座で働こうと思った。

こうしてお店を出すようになったけど、私がこのお店で飲んでいて楽しくなくなったらいつでも閉める。だって、私が楽しくなかったら、いらっしゃっているお客様も働いているスタッフも楽しいはずがない』と言ったからだよ。お金を稼ぐために夜の仕事をしているとか、そういう理由じゃなかったから、この子、面白い子だなぁ、また来ようと思ったんだ」

このエピソードは信念とまで言える内容ではないですが、私の言動に共感してくださり、長いお付き合いをさせていただけていたのだと知った出来事でした。

成功している方々は「信念に共感できる人」と仕事がしたい。だからこそ、相手が持っている信念に共感でき「この人、好きだな」と思うか、「この人、嫌いだな」と思うかで仕事を選び、付き合う人を選んでいるのだと思います。

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