「自己成長ばかり言う人」が結局、伸びない4理由 「キャリアプラン」の呪縛…あなたは大丈夫?
「自己成長ばかり考える人」が伸びない3つ目の理由は、インプットばかりで、アウトプットがないからだ。
仕事の目標は、仕事上の成果を出すことだろう。自己成長も、そのためのインプットも、ある意味、そのための手段だ。
ところが、勉強好きの人に多いのだが、本来の目標や目的を忘れて、手段が目的化してしまう。「勉強のための勉強」になってしまいがちなのだ。
つまり、「自己成長そのもの」が目的になってしまって、「それを使って何かを達成すること」が二の次になってしまう。
「もっとインプットして、もっと成長して、ふさわしい時期が来たら出す」などと、大事に成長の成果(?)をため込んでいる人もいる。
「もっと準備ができてから」「もっと勉強してから」などとインプットすることが自己成長になると思い込んで、アウトプットすることをためらってしまうのだ。
ためらうというより、相手に認められないことを恐れているのかもしれない。だから、「もうちょっとちゃんと成長してできるようになったら、もうちょっと……」と、永遠に準備し続け、「完璧な形」になるまで出そうとはしない。
しかし、ふさわしい時期と思っていざそのアイデアを出しても、それが必ずしも通るとは限らない。
通らなかったら、すごく落ち込むかもしれないが、何よりずっとため込んでいた時間が大きく無駄になってしまう。さっさとアウトプットしてしまえば、たとえ通らなくても次のアイデアに進むことができ、新しい知恵、技術、情報が入ってくるチャンスは増えるのだ。
つまり、インプットのために、実はアウトプットが重要。呼吸と同じだ。吐き切れば、吸わなくても自然に息は入ってくる。アウトプットなしのインプットにも限界がある。
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