男女・年齢で大きく変わる「夫婦関係」の満足度 「結婚」はスタート時こそが最も重要!?

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夫と妻でも差があり、夫全体で70.2%、妻全体で66.7%と夫のほうが3.5ポイント高い。40代を境にこの差は広がり、60代では夫75.7%、妻66.9%と、その差は8.8ポイントにもなる。

また、意外だと思われる方もいるかもしれないが、「不満」だという人は約1割程度。約2割が「どちらでもない」という状態で、ここ数年高い数値で推移している。これは、離婚せず夫婦状態を続けている人からの回答でもあり、このような調査に参加しているという多少の偏りを考慮しても、多くが満足しているという印象を受ける。

もっと関係をよくしたい人は…

さらに、夫婦関係で注目すべきは、多くは「関係をもっとよくしたい」と改善意欲がある点だ。とくに30代の妻は、夫婦関係に満足者、不満足者含め6割弱が改善意欲を示しており、夫婦関係の構築に前向きな点がうかがえる。

実際に現在の夫婦関係に満足している人は「2人で出かける機会」や「夫婦で楽しめる趣味」など、積極的に夫婦2人で楽しめる活動を増やす希望が強い。一方で、夫婦関係不満者は、「夫婦で会話する時間」「気持ちや本音を素直に伝えあう」など、コミュニケーションの量や質を高める希望が強い傾向がある。このように現状の夫婦の状況に応じて関係改善のポイントは変わる。

では、夫婦はどんなときに「結婚してよかった」と思うのだろうか。こちらも夫と妻で異なる。夫は「家に帰ると配偶者や家族がいるとき」「一緒にご飯を食べているとき」。妻は「子どもが生まれたとき」「休みの日に一緒に過ごしたり、出かけたりするとき」となっており、男性は“日常”に、女性は“イベント”に結婚の喜びを感じる傾向がみられる。

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