「ロードスター」をこよなく愛する人の共通点

10年ぶりに開催されたファンイベントに潜入

三次自動車試験場のコースに終結した2000台を超える歴代ロードスター(筆者撮影)

「いってらっしゃ~い!」

2281台ものマツダロードスターがテストコースをパレードしている。いまから10年後の2029年、この地での再会を誓ってそれぞれの家に戻っていく。コース周辺から多くの人たちが大きく手を振っている。これまでさまざまな案件でマツダ本社と付き合い、そしてこの地に居合わせた身として、心の奥底から込み上げてくるものがあった。

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広島市中心部から北東へクルマで約1時間半、広島県三次(みよし)市内にあるマツダの三次自動車試験場に到着した。取材した10月13日、三次自動車試験場にはロードスターファンが一堂に会した「ロードスター30周年ミーティング」というイベントが盛大に開催された。

累計生産台数は100万台超え

ロードスターは1984年頃から企画構想され、約3年間の量産開発を経て1989年2月、アメリカのシカゴモーターショーで「マツダロードスター・MX-5」としてワールドプレミアされた。コンパクトで手頃な価格の2ドアオープンカーとして世界各地で根強い人気を維持している名車である。

マツダによると生産台数は2018年12月末時点で、初代(NA:1989~1997年)が43万1506台、2代目(NB:1997~2005年)が29万0123台、3代目(NC:2005~2015年)が23万1632台、そして現行の4代目(ND:2015年~)は13万6436台。合計108万9697台である。

市場別では、アメリカが45%、欧州が33%、日本が18%、オーストラリアが2%、残りはその他の国や地域となる。 日本ではNA~NDまで約20万台が販売されており、そのうちの1%ほどが、今回のロードスター30周年ミーティングに集まった計算になる。

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