iPhone「iOS 13」の地味に進化した機能に着目 3D Touchの代わりに搭載された「触覚タッチ」

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iPhone 11シリーズは、3機種とも、35mm判換算で13mm相当の超広角カメラを搭載している。通常のカメラ(アップルは広角カメラと呼ぶ)のちょうど2分の1の焦点距離で、風景をワイドなアングルで捉えた迫力ある写真を撮ることが可能だ。パンフォーカスのため、ピントが前景だけに合って背景がボケてしまうこともなく、全体をきっちり写真に収めておきたいときにも重宝する。

3. 広角カメラは補正に使えるよう設定する

13mmの超広角カメラは、単に超広角な写真を撮るためだけにあるのではない。実は通常カメラで撮ったとき、同時に超広角カメラでも同じ被写体を撮影しておくことができる。超広角カメラで撮った写真の用途は、写真の補正だ。例えば傾きを直したい場合、通常だと画像の一部をカットしなければならないが、iPhone 11シリーズでは、通常カメラより画角が広い超広角カメラの写真を使って、足りない部分を補ってくれる。カメラに写っていなかった部分まで表示させたいという場合にも、超広角カメラ側で撮っておいた写真を活用できる。

iPhone 11シリーズでは、超広角カメラで保存しておいたデータを使って、後から編集に利用できる(筆者撮影)

ただし、標準の設定では、この機能がオフになっている。おそらく保存される写真のデータサイズを小さくするためだと思われるが、後から編集したいときに便利な機能なため、iPhoneの本体容量に余裕があれば、オンにしておきたいところだ。また、超広角側で撮った写真は、編集に使用しないと30日後に自動で削除される。無駄に容量を圧迫する心配はないというわけだ。

設定は、「設定」アプリの「カメラ」で行う。「構図」の欄にある「写真のフレームの外側を含めて撮影」をオンにすると、この機能が有効になる。あとは、写真を撮るだけでよい。被写体に近寄っている場合など、構図によっては有効にならないときもあるが、風景写真のようなときには、超広角側の写真も自動的に保存される。

超広角側のデータが保存されている写真は、「写真」アプリで開くと、右上に「★」マークが表示される。あとは「編集」ボタンをタップし、傾きを直したり、画角を変えたりすればよい。残念ながら、この機能は超広角カメラを搭載したiPhone 11シリーズでしか利用できないが、新機種ならではの便利な機能として覚えておきたい。

石野 純也 ケータイジャーナリスト

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いしの じゅんや / Junya Ishino

大学卒業後、出版社の宝島社に入社。IT関連の雑誌、書籍を編集する部署で、数々のケータイ関連誌を立ち上げる。独立後は、ジャーナリスト/ライターとして、モバイルに関連した幅広い企業を取材。ウェブサイトや雑誌を中心に、執筆活動を行う。ネットワークから端末、コンテンツまで、モバイルに関する全レイヤーをカバーする。主な著書は『ケータイチルドレン』(ソフトバンク)、『モバゲータウンがすごい理由』(マイナビ)。iPhone、スマートフォン関連の解説書なども、多数手掛けている。

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