副業に「飲食店経営」が絶対に無謀すぎる理由 「外国人観光客」相手にしたほうが勝機はある

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相変わらず人気なのは食品サンプル。専門店に行かなくても、今は100円ショップなどでも手に入る。100円ショップと言えば、原宿・竹下通りにあるダイソーは完全にインバウンド仕様になっていて、1階はワンコイン・スーベニアの見本市だ。もちろんそこにも食品サンプルを使ったキーホルダーなどが目白押しである。この店は店内撮影がOKで、SNSですぐに共有されるのだろう、100円ショップというよりはお土産屋、観光地と化している。

ただし、こういったものはもう、ほとんどがアマゾンで売られている。とはいえ、英語での解説が充実しているわけではないので勝機はある。

ガチャも目のつけ所だ。最近のガチャは300円から500円で、割と頻繁に入れ替わる。定番がなく、季節ものばかりのようなイメージだ。すると、帰国してから自分の大好きなアニメキャラなりなんなりが発売されて、歯がみする人もいるだろう。だったら、代わりに回してあげればいい。期間限定と言えばユニクロのコラボTシャツなどもそれに当てはまる。

「日本通」を対象にしてもいい

もう少し値が張ってもいいのなら、一見さん外国人観光客はあまり知らない、でも、日本通なら知っているものを対象にしてもいいだろう。

例えば、タオル。ホテルで今治タオルのよさに気付いた滞在者もいたはずだ。ほしいと思う人もいただろう。しかしタオルは案外かさばる。そこで代行だ。アマゾンにも今治タオルはたくさんあるが、英語で解説されているかというと話は別である。

このビジネスのポイントは、日本にいれば当たり前に買えるけれど、「一度外に出てしまうと買うのが難しい商品」に絞るところにある。ただし、これらは日本にいれば誰でも容易に買えるので、すぐにライバルが増えて、競争過多になるだろう。そこで、仕入れにあたっても寄り道的思考が必要になる。

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