副業に「飲食店経営」が絶対に無謀すぎる理由 「外国人観光客」相手にしたほうが勝機はある

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飲食店がダメなら、では、どんな副業・兼業をすすめるかというと、今この瞬間に限れば、例えばこんな「越境EC」だ。

2018年、日本を訪れた外国人観光客は3000万人を超えた。この数字は過去最高である。日本人より外国人のほうが多い観光地もすっかり珍しくなくなった。この調子では、2020年の東京五輪でも、会場では外国人客の姿が予想以上に目立つだろう。前回の東京五輪との最大の違いは、もしかするとそこかもしれない。

外国人観光客が求めているもの

日本を訪れる外国人観光客はどこから来ているのかというと、トップ3は中国、韓国、台湾で、街に簡体字とハングルが増えるのも当然だ。観光地では、英語はできなくても中国語はできる売り子もいるはずだ。

彼らは日本土産として何を買っているのだろうか。彼らの多くが買っているのは、富士山のペナントやゲイシャの人形ではなく、もっと小さくて手軽なものだ。

例えば、原宿駅前のマツモトキヨシへ行ってみると、彼らがどんなリップクリームを買い、目薬を買い、日焼け止めを買い、洗顔フォームを買っているかがよくわかる。なので、私ならこうした人気商品の購入代行を仕事にするだろう。ECで売りさばくのだ。

今、日本から海外へはECで1兆2000万円ほど売れている。そのうちの大半はアマゾン経由だ。その辺でも買えるものなのになぜアマゾンでと思うものがあったなら、それは海外向けの可能性が高い。

原宿のマツモトキヨシまで行かなくても、近所に大きめのドラッグストアがあるのであれば、何の問題もない。文房具も人気だ。書いても消せるフリクション、書き心地のいいジェットストリームなどのボールペンが大人気。これも、何本か買ってみてその機能にほれ込んだ外国人は、次も同じものがほしいと思うに違いない。

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