日経平均続伸、上値では3連休前の手じまい売り

ゲーム関連の一部やラグビーW杯銘柄に期待

9月20日、東京株式市場で日経平均は続伸。前日に日米金融政策イベントを無難に通過した安心感から、朝方から買いが先行。一時160円の上昇となった。写真は東京証券取引所で昨年2月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 20日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸。前日に日米金融政策イベントを無難に通過した安心感から、朝方から買いが先行。一時160円の上昇となった。一方、ドル/円はじり安で推移。3連休を前にした手じまい売りも出て、高値を付けた後は上げ幅を縮小した。

前場では「日経平均は日銀会合の結果発表後に上げ幅を縮めた反動が出ている。意外と材料出尽くしとはならなかった」(株式アナリスト)との声が出ていたほか、「日銀金融政策決定会合は無事通過し、状況があまり変わらなかった。8月下旬以降始まった日本株への買い戻しの流れが再開したもよう」(国内エコノミスト)との見方が聞かれた。

後場は上げ幅を縮小しながら狭いレンジで推移。3連休を控えた週末のため、模様眺めムードが強かった。市場からは「環境面で新たな材料がなく、方向感が見いだせない。参加者が少なくなっている」(国内証券)との声が出ていた。

TOPIXは小幅続伸。セクター別では、精密機器、金属製品、その他製品、非鉄金属などが値上がり率上位となった。一方、鉄鋼、海運業、保険業などは売られた。

個別銘柄では、コロプラ<3668.T>が4日続伸し、一時ストップ高。スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>は19日、コロプラと共同開発したスマートフォン向けゲーム「ドラゴンクエストウォーク」のダウンロード数が500万を突破したと発表。12日の配信開始以来高い人気を獲得していることが材料視された。

一方、すてきナイスグループ<8089.T>は急反落し、値下がり率トップとなった。東京証券取引所が19日、同社を20日付で特設注意市場銘柄に指定すると発表したことが嫌気された。東証は過去の不適切な会計処理に関連し、8月23日に改善策を開示したが、いまだ内部管理体制に不備があり、改善の必要性が高いと判断した。

そのほか、ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に関連する銘柄では、ハブ<3030.T>が5日続伸。客数や客単価の増加に対する期待が高まっている。

東証1部の騰落数は、値上がり1157銘柄に対し、値下がりが886銘柄、変わらずが108銘柄だった。

 

日経平均<.N225>

終値      22079.09 +34.64

寄り付き    22130.74

安値/高値   22047.90─22204.75

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1616.23+0.57

寄り付き     1622.30

安値/高値    1613.70─1625.17

 

東証出来高(万株) 145859

東証売買代金(億円) 27700.62

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