マンガ!東大生の「最強の勉強法」は要約である 「あらゆる科目の成績」を劇的に高める裏技
いかがでしょうか? 要約についてご理解いただけましたでしょうか?
ここから、漫画の内容を踏まえて「なぜ要約が最高の勉強法なのか?」「どうすれば簡単に要約ができるのか?」をご説明させていただきます!
頭がよくなるのは「インプット」?「アウトプット」?
まずみなさんにご質問なのですが、頭がよくなる瞬間っていつだと思いますか?
授業を受けているとき? 参考書を読んでいるとき?
実は両方違います。正解は、「アウトプットしたとき」です。
授業を受けたり、参考書を読む行為は「インプット」と呼ばれます。情報を「頭の中に入れる」ことですね。
逆に、情報を「頭の中から取り出して、外に出す」ことをアウトプットと呼びます。そして勉強においては、インプットよりもアウトプットのほうが重要なのです。
いちばんわかりやすいのは、「問題を解く」ことですね。問題に対して、自分の頭にある知識を取り出して解くわけですから、問題を解くのはアウトプットの1つです。
それ以外にどんなアウトプットがあるか、わかりますか?
身近なものでいうと、「質問をする」というものがあります。自分の頭で考えて、疑問を見つけて、それを聞く。これも立派なアウトプットです。
そして最後にして最大のアウトプットが、「要約」です。他人に対して、学んだことをかいつまんで説明すること。これができる学生は、必ず成績を上げることができるのです。
アウトプットをすると、なぜ成績が上がるのでしょうか?
これは、漫画の中で先生が言っていた「授業は獲りに行け」という言葉に理由があります。授業や本というのは、ただインプットしているだけでは流れていってしまうものです。流れないように自分のものにするのは、自分がどういう態度で勉強しているかが重要になります。
みなさんは、「授業を受ける」を英語で言うとなんと言うか知っていますか? 「listen(聞く)」でも「hear(聞く)」でも「accept(受ける)」でもありません。「take a class」といいます。「take」=「取る」、つまりは能動的な行動です。
いくらいい本を読んでも、いくらいい授業を受けても、みなさん自身が「授業から何かしらを学ぼう」とする姿勢がないとうまくいきません。みなさん自身がただ聞いているだけで能動的に何かをしなければ、つまり「取りに」行かなければ、結果にはつながらないのです。
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