スカイマークとANAが僅差で競り合う
「陸・海・空運/倉庫・運輸」のトップは新興航空会社の旗頭スカイマーク(65位)、2位は国内線首位のANAホールディングス(66位)が僅差で続く。2013年3月期の売上高はANA1兆4835億円に対し、スカイマークは859億円と大きな差がある。だが、成長性、収益性、安全性はスカイマークが上回り、順位も上となった。
「情報・通信業」には総合トップ10入りした企業が並ぶ“花形”業種だ。1位ヤフー(3位)、2位グリー(5位)といったIT系の有力企業が上位に。さらに5位にPC向けオンラインゲームのネクソン(22位)、6位にソーシャルゲームのクルーズ(27位)など新しい顔ぶれも上位進出を狙う。20位ソフトブレーンでも総合104位と業種全体の評価レベルは高い。
規模的に大きいメガキャリア、3位NTTドコモ(6位)、4位ソフトバンク(18位)、7位日本電信電話(28位)、8位KDDI(33位)も並ぶが、それ以外は超大企業はなく、成長性を武器に高得点をマークした企業が多い。
「卸売業」のトップは豊田通商(44位)となった。2位三井物産(45位)、3位三菱商事(52位)、4位伊藤忠商事(60位)などの総合商社大手5社を上回った。5位は電子書籍作成ソフト事業が急成長中のスターティア(87位)。既存の専門商社や総合商社が上位を独占する中、存在感を示している。
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