ファーウェイの上半期売上高、前期比23.2%増 米政府の圧力受けても前年の15%増を上回る
[香港/上海 30日 ロイター] - 中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL] が30日発表した上半期決算は、売上高が前年同期比23.2%増の4013億元(582億8000万ドル)となった。米政府から強い圧力を受けているにもかかわらず伸び率は前年の15%を上回った。
スマートフォンの出荷台数は24%増の1億1800万台に達した。
米商務省は5月、政府の許可なく米企業から部品などを購入することを禁止する「エンティティーリスト」にファーウェイと関連会社を追加した。これにより同社のサプライチェーンは大きく混乱した。
梁華会長は決算説明会で記者団に「売り上げは5月まで急速に拡大した」とし、エンティティリストに追加された後も伸び続けていると説明した。
「しかしこの先に困難がないということではない。困難は存在し、短期的に拡大ペースに影響を与える可能性がある」と指摘した。
アナリストによると、好調な国内スマートフォン販売や、次世代通信規格「5G」の通信網の新規契約によって輸出規制の影響が相殺された。
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