米ヤフー、ディスプレー広告不振で減収に アリババの業績に注目

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1月28日、米インターネット検索大手ヤフーが発表した第4・四半期決算は、ディスプレー広告販売が不振となり、4四半期連続での減収となった。7日撮影(2014年 ロイター/Robert Galbraith)

[サンフランシスコ 28日 ロイター] -米インターネット検索大手ヤフーが28日発表した第4・四半期決算は、ディスプレー広告販売が不振となり、4四半期連続での減収となった。

株価は時間外取引で5.8%下落した。

収入は12億6600万ドルと、前年同期の13億4600万ドルから6%減少。4四半期連続の減収となった。オンラインのディスプレー広告と検索広告の双方の料金が下がった。

ディスプレー広告事業の収入は前年同期比6%減少した。広告の単価(韓国を除く)は7%低下した。

純利益は3億4820万ドル。前年同期は2億7230万ドル。

諸項目を除いた1株利益は0.46ドルで、トムソン・ロイター・エスティメーツのアナリスト予想である同0.38ドルを上回った。

BGCパートナーズのアナリスト、コリン・ギリス氏は「第4・四半期は広告料金が上がるのが普通だ。主力事業が縮小している」との見方を示した。

<アリババ>

ヤフーは中国の電子商取引会社アリババに約24%出資しており、決算にはアリババの第3・四半期の業績も一部反映されている。

アリババの売上高は前年比51%増の17億7600万ドル。増収率は依然として高水準だが、第2・四半期の61%は下回っている。

アリババは将来、株式を公開する見通しで、市場関係者はアリババの業績に注目している。

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