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テレビが吉本芸人「闇営業」の泥沼で抱えた難題 膨大な差し替え、入江氏との交友関係にも注意

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  • 村上 和彦 TVプロデューサー、京都芸術大学客員教授
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事務所の処分が出たことによって、各局は当該タレントの出演見合わせを発表した。

「吉本も発表する何日か前に、根回し的に伝えてくれれば編集やOA差し替えなどの対処も色いろいろできたのに」というのが本音だろう。

入江氏の「友達作り」はテレビ局員にも

ところで吉本から契約を解除された〝誘い主〟のカラテカ・入江慎也さん。彼の「友達作り」は、テレビ局の局員にももちろん及んでいる。

私は彼と仕事をしたことがないが、収録の前後に若手ディレクターに気軽に声をかけて飲みに誘っていた話などは聞いていた。とにかく気さくにへりくだって懐に入るタイプだという。

若手ディレクター・プロデューサーにはこの手の「へりくだり」「ヨイショ」に弱い人間もいる。そこへ巧みに近づいて行くのが、入江さんの上手いところでもあるのだろう。

いま頃テレビ局では、入江さんと交友のあった関係者がヒヤヒヤしていることだろう。各社で社内調査が密かに進んでいる可能性もある。宮迫さんたちと同様に、何かの拍子に反社会的組織と関わってしまっているかもしれないからだ。

入江さんはフジテレビ「笑っていいとも!」が放送終了する少し前に “他では聞けない芸能ニュース 入江のイリスポ!”というレギュラーコーナーをもっていた。

「5000人と友達」の彼が芸能人のレア情報や有名人の肉親との間柄を明かすという内容だったが、このコーナーで入江さんの「人脈」を知った人も多いのではないか。そしてこれが彼自身の人脈を活かした芸能活動のピークだったと思う。

この数年後に自ら会社を興して人脈ビジネスに深入りし、今回の破局点を迎えた。結果的に先輩や同僚を巻き込んでしまった訳で、その〝罪〟は大きい。そして、テレビ局はこの先、入江さん以外に「友達が多いことが特に自慢」という人物がいたとしても、番組で起用することはもはやないだろうと思うのだ。

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