片手にスッポリと収まる超小型パソコンが登場

片手にスッポリと収まる超小型パソコンが登場

手のひらサイズの超小型パソコンが静かな人気だ。

 ターボリナックスが3月に発売した「wizpy(ウィズピー)」は、縦8.4センチメートル、横4.2センチメートル、重さ50グラムと携帯電話より小柄なボディに、基本ソフト(OS)のリナックスを搭載。一般のパソコンにUSB接続すると、リナックス環境で起動できる仕組みだ。メールブラウザやウィンドウズオフィスと互換性のある表計算・ワープロソフトなども組み込まれている。接続したパソコン側にはいっさいデータは残らないため、ネットカフェのパソコンで仕事のメールを送受信しても安心という。

 さらに、「iPod」のような携帯型音楽・映像プレーヤーとしても使える。価格は2万9800円(小容量版の2ギガバイト)と、同容量のプレーヤーと比べると1万円程度高い。が、ターボリナックスは「パソコン兼プレーヤー」という付加価値性の高さで、市場を獲得する狙いだ。

 名付け親は、萌え系アイドルの小倉優子さん。ただ、購入者層は“アキバ系”の若者ではなく、「30代のサラリーマンが中心」(同社事業推進本部)という。リナックスOSを一般消費者にも浸透させようと開発されたウィズピー。まずは高感度のビジネスマンの心をつかんだようだ。

(書き手:杉本りうこ)

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