エクアドルでポテトチップスをつくる社会企業家になる?
ムーギー:ブラジル人エリート、ダニエルの今後のキャリアプランだが、どのようなキャリアを考えているのか?
ダニエル:しばらく社会企業家的な仕事を経験したいと思っている。キャリアには、お金以外に大切なものがある。インシアードの卒業生で、エクアドルで高級有機ポテトだけを使ったポテトチップスをつくって世界に売ろうとしている人がいるので、その人と一緒にしばらく働くつもりだ。エクアドルは標高が高いのでポテトの質がとてもよく、揚げた時に油離れのいいヘルシーなポテトチップスがつくれる。
ムーギー:エクアドルではなく、ブラジルに移民してこれからブラジルで働きたい、という人に一言貰えるか?
ダニエル:ブラジルでの仕事に関して言えば、高級人財への社会的需要は大変大きいが、サプライ(そのような高級人財の供給量)は極端に低いので、高級人財に関して言えば仕事をみつけやすい環境だ。だからポルトガルとかポルトガル語圏の優秀な人材でホームマーケットに仕事のない人々が押し寄せてきている。
あとブラジル人は総じて親切なので、ポルトガル語を2-3言話せばあなたは神様扱いで全員が微笑みながら助けてくれるだろう。
ムーギー:ダニエル、今日は大変興味深い話をオブリガード(ありがとう)。おかげで読者の皆様もブラジルの今について、その現状が少し伝わったことだと思う。
ダニエル:日本は私の大好きな国の一つだ。いつか一度行ってみたいと思うので、その時はどうぞよろしく、と皆さんにお伝えしてほしい。
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