お疲れ女子がディープにハマった「銭湯」の魅力 老舗銭湯をイラストで紹介する「銭湯図解」

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行った瞬間にほれてしまいました。派手さだけでなく、お風呂のクオリティーや気配りもうれしくて、採算とか関係ない何かしら店主さんのこだわりが強い銭湯。そういうのを見ると描きたくなっちゃうし、なぜこんなふうにしたんですかって聞きたくなる。

ほかにも、東京・墨田の「薬師湯」ではユニークなお湯が次々登場するんですが、いちばんすごかったのがトムヤムクン湯。別にトムヤムクン湯のもとがあるわけじゃなく、数種類の入浴剤を調合したオリジナルのお湯で、実際に入ってみたら本当にトムヤムクンでした!

銭湯とセットでいろんな遊び方ができる

──業界は衰退の一途をたどる一方、大手セレクトショップがコラボ企画をしたり、最近また銭湯ブームが来ている。なぜでしょう?

今、過渡期なんだと思います。銭湯の数がピークだった50年前とは違い、家風呂が普及したから数が減るのは当たり前。でも実は東京には、マクドナルドより多いくらいの銭湯があるんです。意外にある。だから、よく「斜陽産業の銭湯を救うために活動してるんですか?」と聞かれるんですけど、すごく違和感を覚えます。そもそも全盛期を知らないし。

そんなことより、家風呂代わりでしかなかった銭湯に、全然別の存在感があると、みんなが気づき始めてる。私もそれを発信していきたい。それが回り回って銭湯全体が少しでも明るくなればいいな、と思うんですけど。

──今後はどんな計画ですか?

小杉湯がある東京・高円寺に越してきて2年。自分にとってすごく居心地のいい場所になるにつれ、同じくらい高円寺の街にも愛着が湧いてきた。お風呂帰りにこの店へ行くとおいしいよとか、この公園で涼みながらのビールがオススメですとか、銭湯とセットでいろんな遊び方ができる。銭湯の絵を描くことをライフワークにしつつ、街へ広げてみるのもいいかなと思っています。

中村 陽子 東洋経済 記者

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なかむら ようこ / Yoko Nakamura

『週刊東洋経済』編集部記者

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