2014年上半期、1ドル=110円台も 2013年のドル円上昇率は21%、1979年に次ぐ
[ニューヨーク 31日 ロイター] -
ドル/円 終値 105.28/30
始値 104.94/95
前営業日終値 105.12/15
ユーロ/ドル 終値 1.3748/53
始値 1.3783/84
前営業日終値 1.3801/03
12月31日のニューヨーク外為市場では、ドル/円が小幅上昇し105円台前半となった。米独の2年債利回り差が拡大したことからドルは対ユーロでも値を上げた。
終盤の取引でドル/円は105.28─30円と前日の105.12─15円から上昇した。
ユーロ/ドルは1.3748─3753ドル。前日は1.3801─03ドルだった。
年初からの上昇率ではユーロが主要通貨で最も大きく、対円では26%、対ドルでは4%以上となる見込み。
ロイターのデータによると、ドル/円の年間の上昇率は21%と1979年に記録した23.7%に次ぐ大きさとなっている。
三井住友銀行のシニア・グローバルマーケッツ・アナリストの岡川聡氏は、2014年上半期中にドルは110円まで上昇した後、一時的に100円を割り込み、終盤は再び110円台に乗せると予想している。
ヘッジファンド、シー・ビューのポール・チャペル最高投資責任者(CIO)は、主要7か国のうち、米国の経済指標が比較的堅調となることが予想され、ドルが上昇する公算が大きいとの見方を示した。一方、ユーロは年明け後数日間で下落する可能性があるとしている。
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