日経平均は反落、配当権利落ち分埋めきれず

「実質新年度相場初日」の結果はどうだったか

 3月27日、東京株式市場で日経平均は反落した。3月期末の配当落ちの影響で下押しされたが、それを除けば堅調な展開。前日の米国株市場の落ち着きや為替の円安基調が下支えとなった。写真は東京証券取引所で昨年10月撮影(2019年 ロイター/Issei Kato)

[東京 27日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落した。3月期末の配当落ちの影響で下押しされたが、それを除けば堅調な展開。前日の米国株市場の落ち着きや為替の円安基調が下支えとなった。後場はプラス圏で推移した上海総合指数<.SSEC>が安心材料になったほか、日銀によるETF(上場投信)買いの思惑も浮上。大引けにかけて急速に下げ渋る展開だったが、約180円とみられる3月期末の配当落ち分は埋め切れなかった。

TOPIXは0.52%安で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆3799億円だった。東証33業種では、値上がり率上位にサービス、鉱業、電気機器、不動産などが並んだ。その他金融、卸売、銀行、電気・ガスなどが値下がり率上位だった。

きょうから実質新年度相場に入ったが、市場では「米中交渉の難航や英国の欧州連合(EU)離脱問題などが意識され、あえてリスクを取る動きは出にくい。投資方針やセクターアローケーションが決まるのは3月期本決算が判明した後だろう」(eワラント証券投資情報室長の小野田慎氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、アルコニックス<3036.T>が大幅安。26日に発表した2019年3月期業績予想の下方修正を嫌気した。連結純利益は従来予想の55億円から43億円に引き下げた。非鉄金属商品相場が低調に推移したほか、中国市場に関連する取引が急速に冷え込んだことなどが影響する。半面、塩野義製薬<4507.T>、中外製薬<4519.T>など医薬品株の一角が買われ、指数を下支えした。

東証1部の騰落数は、値上がり792銘柄に対し、値下がりが1266銘柄、変わらずが67銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      21378.73 -49.66

寄り付き    21353.61

安値/高値   21242.52─21388.59

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1609.49 -8.45

寄り付き     1606.78

安値/高値    1598.1─1610.17

 

東証出来高(万株) 131128

東証売買代金(億円) 23799.32

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