カリスマ投資家が実践している節税方法とは? 配当所得控除を受ける際には注意が必要だ

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【3月8日 金曜日】日経225先物6月限は、150円安の2万1080円。NYダウは、200ドル安の2万5473ドルと4日続落で3週ぶり安値。13時20分、逆行高していたミツウロコグループホールディングス(8131)を825円で1000株売り、9万9060円の利益確定。買いは2018年10月25日に725円で1000株。

保有銘柄で逆行高した銘柄は、シダックス(4837)15円高の369円、ヤマダ電機(9831)6円高の554円、アゴーラ・ホスピタリティー・グループ(9704)3円高の34円。日経平均は、430円安の2万1025円と4日続落と下げきつい。

きちりHDの優待券は使い勝手をよくしてほしい

【3月9日 土曜日】先日、高級居酒屋のきちりホールディングス(3082)からお食事優待券が届いた。6月本決算企業で、12月に年1回の優待の権利があり、6月期末は年1回の配当となっている。

きちりの優待券は、優待券の利用できない日が金曜、土曜、祝前日とあり、例えば以前のワタミ(7522)の優待券と同じ(今は制限なしに変更されている)なので驚かないが、12月の1カ月丸々使えないのには驚いた。

忘年会シーズンの書き入れ時なのはわかるが、ちょっと使用条件が厳しするのではないか。例えば藤田観光(9722)の優待券も適用除外日として宿泊のみGWや8月のお盆の1週間程度ある。また、きちりの株主優待は100株で3000円、500株で3000円券が3枚という内容だが、3000円の券1枚だと2人以上で行くとかでないとおつりが出ないので、使いにくい。

金額は変わらなくても、せめて1000円券3枚とかにしていただきたいと思う。そうすれば、いろいろな業態のお店に行くことができるのだから。今まで数百銘柄の優待券を利用してきたが、残念ながら今まででいちばん使いづらい優待券だな。高級店の「KICHIRI」なら使えるけど、「いしがまやハンバーグ」だと1人で3000円使うのはちょっと厳しい。これは、あえて株主が新しいお客さんを連れてきてもらう目的で、優待券を1枚3000円にしているのかもしれない。日経225先物は、80円高の2万0850円。NYダウは22ドル安の2万5450ドル。1ドル=111.11円、1ユーロ=124.80円。

年初から順調にリバウンドしてきた日経平均株価であるが、この4営業日で約800円の値下がりとなった。しかし、私はあまり心配していない。その理由は、過去の経験則的に、この3月の初中旬頃はなぜか急落することが多いように思うからだ。

3月期末の配当、優待の権利直前であと2週間もすれば権利がもらえるのだから、欲しい優待銘柄があれば買ってもいいのではないか。ここは慌てずじっくりと保有して配当と優待の権利をしっかり取りたいと思う。

日経平均の日別勝率ランキングで3月15日も8位の勝率(73.9%、17勝6敗)となっており、アノマリー通り上昇するのか注目している。

内田 衛 カリスマ投資家

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うちだ まもる / Mamoru Uchida

個人投資家。高校時代から株の取引を開始。平成バブル崩壊で多額の借金を背負うが、自力で全額返済して大復活。大学卒業後、大手生保勤務後、フリーに。FP資格を持つ。現在の運用資金は3億円以上。株式投資では中長期、低位株投資が基本。株式のほかに、株の利益で収益不動産投資も行う。2007年8月からは『オール投資』(現在休刊)で5年以上にわたり投資日記を連載、大人気を博す。

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