売れないマンションが持つ共用部分「9つのNG」 汚く古臭く、空きや賃貸が目立つ物件は要注意

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⑥ 受水槽がある(直結給水方式ではない)

これまで多くのマンションの給水方式として採用されてきたのが、「受水槽給水方式」です。各自治体の水道から供給された水をいったん建物内の受水槽にためてから、増圧ポンプや高架水槽を介して各住戸に配水しています。10トン超の受水槽の場合は、年1回以上の水質検査と清掃が法律で義務づけられています。

しかし最低、年1回の清掃でいいため、基準範囲とはいえ汚れが目立つ受水槽も見受けられます。そこで最近では、東京都、横浜市、さいたま市をはじめ、多くの自治体が受水槽を介さずに水道の配水管内の水圧を利用して給水する「直結給水方式」が推奨されています。

この方式では受水槽の設置スペースが不要なだけでなく、受水槽給水方式と比べて、衛生管理面での負担が軽減されます。受水槽給水方式は、すでに新築マンションでは見られなくなった方式です。マンションに受水槽がある場合、清掃や給水方式の変更コストがかさみます。

⑦ 鳥類などの動物被害が発生している

鳥類(ハトやカラスなど)による騒音、フン害、威嚇、襲撃などといった人への危害、ゴミ置き場荒らしなどの被害。また野良猫の被害やマンション内のハチの巣――。これらもマイナスポイントです。

鳥類は「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」によって保護されているめ、鳥害対策は、鳥の習性に応じて鳥を寄せ付けない、巣を作らせない、といった予防が対策の中心となります。このような動物被害が長期化すると安全・安心・快適に住めないばかりか、ベランダに防鳥ワイヤーの設置、防鳥ネットを張る、廊下には剣山タイプのプロテクターを設置するなど、景観も悪くなり、資産価値にも影響します。

空室が多いとトラブルのもとに

⑧ 賃貸住戸や空室が20%を超えている

一般的に分譲賃貸は、賃貸用マンションと比較すると耐震性や防音性など構造がしっかりしていて、食洗機やディスポーザー、床暖房などの設備、パーティールームなどの共用施設が充実しているため、人気があります。

しかし、長期間(目安として3カ月以上)にわたって空いている部屋が多いということは、人が住みにくいマンションである可能性があります。平成25年度マンション総合調査結果(国土交通省)によると、賃貸戸数割合が20%を超える割合は、築古ほど高くなる傾向にあります。

賃貸住戸や空室が多い場合、理事(役員)のなり手が足りず管理不全のきっかけとなる、管理費等の滞納が起きやすくなる、ひどい場合はスラム化する可能性も。また賃貸人と所有者ではマナー意識の違いから、ゴミ問題などが生じる可能性もあります。

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