「パラ駅伝」障がい者と健常者がつなぐ襷の魅力

2020年東京パラの会場を満員にしたい思い

車いすランナーにつなぐ時も、低いところで渡さなければならないことや、たすきをかけたらすぐに走り出せるように車いすの向きなども大切になってくること。いろいろとたすきの受け渡し方法を試してみて、車いすのランナーが左手を上に伸ばしてそこを通すようにたすきをかける方法を見つけだした。

大木監督は「障がいには区分が多いが、これだけの人たちがそろうのは誇らしい。さまざまな障がい者が一堂に集まる。『障がいの壁はない』ということ。障がい者も健常者もなく、1つのたすきをリレーしていく、いい大会だと思っています」と話した。

1区を任された岩波さんは小学校4年の時から走ることに興味を持ったという。「でも受験勉強があって去年の10月ぐらいからあまりトレーニングができていません」という。今回、駅伝の代表になり「とても楽しみです。自分の今まででいちばんの走りをして、チームに勢いをつけたいです」と意欲を見せた。

各チームもこうした練習会などで、チームの息を合わせているところ。本番で各チームの工夫が見られるかもしれない。

全国からご当地キャラも集結

駅伝当日のイベントは、陸上競技場内だけではない。

昨年のパラ駅伝のゴールの様子(写真:「パラ駅伝 in TOKYO 2018」提供)

駒沢オリンピック公園の中央広場では「パラ駅伝 in TOKYO 2019 ご当地物産祭」が開催され、出場チームのご当地グルメや物産品が販売される。

ちなみに、参加チームのご当地は、カンボジア、埼玉県のほか、北海道、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、東京、神奈川、長野、静岡、鳥取、熊本、大分の各都道県。ご当地といえば、キャラクター。参加都道県のキャラクターも応援に来るそうだ。

パラ駅伝などを通して「2020年東京パラリンピックの会場を満員にすること」(影山プロジェクトリーダー)が大きな目標の1つ。パラスポーツに触れるいい機会になるだろう。

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