不正利用?覚えのない決済が通知されたら 安全に使える「用途別」最新のカードはどれか

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私は「ぐっすり眠りたい」という夜はiPhoneをスリープモードにします。もしも今回そうしていたら、朝に目覚めたときに不正利用の疑いにやっと気づく羽目になっていたと思います(11件では済まなかったかも)。

しかし、これがクレジットカードだったら、ユーザー専用サイトに自らアクセスし、支払い内容を確認して初めて不正利用に気づいた……という事態になっていたかもしれません。支払いデータがユーザーサイトに反映されるまでタイムラグが生ずるケースもあります。そのようなカードに比べれば、LINE Payカードは不正利用の早期発見には強いということができるでしょう。

通知も停止も早い、でも問い合わせ対応は遅い

カードを使ったらスマホのアプリに通知が届く機能は、LINE Payカードのほか、同じくプリペイドタイプの「Kyash リアルカード」にもあります。また「誰かに不正利用されているかもしれない」と疑われる場合、一般的なカードではサポートセンターに電話で連絡して利用を止めたりします。一方で、LINE PayカードやKyash リアルカードなど、アプリ連動のカードはスマホの操作だけで利用停止できる機能を備えていることがあります。いざというときは、より素早くカードの機能を止められるのです。

今回の体験を通じて、リアルタイムに通知が届くこと、アプリですぐに利用停止設定できることは、LINE Payカードの利点だと感じました。ただし「その後の対応」については、いくつか課題も見えました。

LINE Payは電話窓口を設けていません。カードの利用停止後は、問い合わせフォームからメールを受け付けるか、LINEのトーク機能を通じてオペレーターがチャットサポートを提供するか、大きく2つの方法で対応しています。でも、どちらも「素早い」「便利」とは言いがたいと思います。

今回、私は、問い合わせフォームを利用しましたが、メール送信すると、「回答まで4〜5日かかる場合もある」という旨の定型文が戻ってきました。えっ、そんなにかかるの……。そういえば、以前に問い合わせをしたときも、数日経ってようやく回答が来たことがありましたね。

今回のように不正利用の疑いに気づいたときなど緊急性を要する場合は、オペレーターによるチャットサポートを受けたくなるものです。ただ、LINE Payのチャットサポートは、画面を開いてアクティブにし続けていないと、自分の前に待ち人数が割り込みできる仕様になっています。順番待ちしているあいだにほかの画面に切り替えて作業をしたり、LINEのトーク画面を開いたままでもスマホがスリープモードになったりすると、「行列に並び直す」羽目になります。これは違和感がある仕様です。

リアルタイム通知はLINE Payの強みではあるものの、店舗など請求元のデータが表示されるまでに数日待つケースもあります。今回のケースで私は、カードの利用を止めてから、請求元が表示されるまで待っていても、それで問題は起きないと考えていました。

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