不正利用?覚えのない決済が通知されたら

安全に使える「用途別」最新のカードはどれか

LINE Payカードの補償を受けるには損害発生時から30日以内の申し立てが必要ですが、それより前に請求元が判明するはずで「間に合う」と思ったからです。しかし、リアルタイム通知で不正利用の疑いを早期発見できたぶん、それから解決までの時間が長引いている気分になり、不安も募ってしまいました。こうした点は今後改善してもらえたらと期待するところです。

結局、今回の不正利用の疑いは、私が利用しているサービスの仕様で決済も発生していたからだとわかりました。通知に気づいてすぐに利用停止したとはいえ、誰かに勝手にカードを使われたのかと不安でした。でも杞憂に終わったのです。

海外サイトなど不安な買い物には「バーチャルカード」を

このように普段使いのメインカードでは、いざというときに素早く利用停止できたり、小まめに決済を確認できたりすると、ユーザーは安心感が増します。では、普段使いではなくイレギュラーな用途だったら、どうでしょうか。その場合、メインカードよりも「使うときだけ発行するカード」のほうが心強い存在になります。

例えば海外の通販サイトで初めて買い物をするとき、クレジットカードの利用に不安を感じる人も少なくないでしょう。そうした場合、即日ウェブ上で発行できる、ネット決済専用の「バーチャルカード」を使うという選択肢があります。

私は過去に「楽天バーチャルプリペイドカード」を使って支払いをした経験があります。支払いの必要が発生した際にサイトから申し込み、支払いに必要な最低限の金額だけチャージしてカード番号を取得しました。発行されたカード番号を使って買い物をすれば、それ以上に支払いが発生することはありません。

プリペイドタイプに限らず、実物のカードを発行しないバーチャルカードはいくつかあります。クレジットタイプでも上限額の低いものや、自分で上限額を設定できるものがあり、そうしたカードはイレギュラーの用途に向いています。

後払いのクレジットや、前払いのプリペイドだけでなく、即払い(即時決済)の「デビットカード」にも実物カードを発行しないものがあります。

ジャパンネット銀行では、通常は口座に紐付く実物のデビットカードが発行されます。それとは別に、同じ口座から利用時に即時引き落とされる、実物カードのないデビットカードの番号を4つ、準備することもできます。カード番号は自由に削除や変更をしたり、利用額を0円に設定したりすることもできます。使うときだけ有効にして、不要になったら番号を変えてしまったり削除したりすれば、無効化することもできます。

同じ口座から引き落としされるため、実物カードのあるデビットカードについてはメイン使い、カードレスの4つの番号については適宜変えながらイレギュラーの用途に使うといった、使い分けも可能です。同じ口座で支出管理できますから、安心と便利の両立を図れるかもしれません。

メインで使うカードについて、大事なのはカードを止める最速の方法を確認しておくことです。一方で、たまにしか使わないシーンで有効なのは、バーチャルカードや一時的に利用可能なカード番号を使って決済することでしょう。安心な決済のために最新カードを使い分けることができれば、心強いですね。

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