消費増税に負けるな!戸建て住宅を1割安く

アキュラホームが取り組んだ50の試み

埼玉県東松山市にある、何の変哲もない一軒家。特殊な工法で建てられたわけでも、他にはない設備が導入されているわけでもない。ただ1つの優れた点は、建築費用が従来に比べ、1割近く抑えられていることだ。

この一軒家を建てたのは、中堅ハウスメーカーのアキュラホーム。延べ床面積104.33平方メートル(施工床面積119.23平方メートル)のこの家は、従来の建て方であれば本体基本価格は1380万円で売っていた。それが、100万円安い1280万円で提供できるようになった。メーカーの儲けを削ったわけではなく、建築費用が100万円削減できたのだ。

注文主にしてみれば、2014年4月の消費税率引き上げによって住宅の税込み価格は上昇するが、増税による負担増を補ってお釣りがくる建築費の引き下げ幅だ。

なぜ建築費を下げることができたのか。何か1つの画期的な手法が取り入れられたわけではない。これまで業界で常識とされてきたことを1つずつ見直し、小さなコストダウンを積み重ねていった。その一方で、これまでは値段がかさむので無理だと思っていたバリューアップの施策を、さまざまな工夫によって割安な価格で取り入れた。これらの項目は全部で50に上るという。

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