「お金が貯まらない人」が見直したい5つの支出

大きな節約より、日々の支出を見直そう

<金利負担の計算例>

実際に住宅ローンを借りた場合の比較をしてみましょう。

住宅ローン1000万円を期間35年で返済した場合
金利1.475%だと毎月の返済額は3万0496円
金利0.45%だと毎月の返済額は2万5748円

となります。

返済額の差は月額4758円、年額5万7096円、35年で約200万円となります。借り入れ額が3000万円の人は毎月1万5000円、35年で600万円ほどお金が残ります。5000万円の人の場合、毎月2万5000円、35年で1000万円ほど好きなことにお金が使えます。わずか10年の間に、これほど金利負担が異なっているのです。今すぐ、住宅ローンの返済表を確認ください。あなたの住宅ローンの金利は何%ですか?

ただ、借り換えには諸費用がかかりますので、返済効果はしっかり電卓で計算するか、金融機関に試算してもらいましょう。最優遇金利を調べるだけなら、ネットで検索すれば足りますが、実際に借り換える場合は、金融機関ごとに審査書類に記入したり、訪問したり、書類をたくさん提出したりと、仕事を休んだり、合間に出かけたりとなかなか大変です。

自動車を手放したら、最大2160万円の節約に

2. 自動車を手放す

子どもがいるのと同じくらいの支出が発生するのが自動車です。まさか!と思う方もいらっしゃるでしょうから計算しましょう。毎年の税金、損害保険料、車検代、修理費用、定期的な買換えなど、改めて計算すると維持費は年間24万〜36万円です。

加えて駐車場代が年間18万〜36万円、車両購入費を300万円として10年で案分すると年間30万円。合計すると、駐車場代のかからない人で年間54万円、10年で540万円、30年で1620万円です。駐車場代のかかる人は、年間72万円、10年で720万円、30年で2160万円です。

子どもを1人育てるのに2000万円必要と言われることもあります。なかなかお金が貯まらない人は、自動車が必要かどうか考えてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

自動車を手放した後に、自動車を利用するには、タクシー、バス、レンタカー、カーシェアリングなどがあります。どれも、従量課金のため、使わなければゼロ円です。今後は地方でも町内会や自治体で車を共同利用するような動きも出てくるでしょう。発想としてはコミュニティー・カーシェアという考えもあります。

自動車を手放すと、1620万〜2160万円の節約が可能です。こども保険など国の力を借りなくても、子どもをもう1人育てられる金額です。または、退職金がなくても老後のお金が貯まりそうですね。

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