さすがに家庭内の愚痴を延々と語られては、女性部下もどのような受け答えをすればいいのか困ってしまいます。上司である以上、仕事の面で尊敬できるのが基本ですが、女性部下は仕事以外の部分でもあなたのことをしっかりと見ているのです。たとえば身なり、言葉遣い、そして周囲をいかに大切にしているか。特に最近は、仕事一辺倒ではなく、家庭などプライベートも重視する価値観が台頭してきている時代背景もあり、身近なご家族を大切にしない姿に幻滅する女性部下も多いかと察します。忘年会は「部下と上司の距離を縮める場」という認識を持ち、節度を心掛けていきたいものですね。
謎のマイクパフォーマンス
では堂々の第1位の発表なのですが、はい。ご覧ください。私は今、カラオケボックスにいます。そうです。ここは2次会の会場なのですね。ここで第1位にふさわしい男性上司を発見しましたので、早速、中に入ってみたいと思います。あれ? カラオケボックスなのに歌を歌っている人はいないようですね……。
男性上司「だから聞けよ! 俺も昔はすごかったわけよ!」
女性部下「は、はい!」
男性上司「取引先の人と徹夜で飲み続けてさ、フラフラになっても飲んでさ、それで契約を取ったんだよ! そのくらいの豪快さがないとダメなんだよ!」
女性部下「…す、すごいですね……」
なんということでしょう! カラオケで酔っ払った男性上司がマイクを離さないで歌いまくるのかと思いきや、マイクを離さないでしゃべりまくる!だったとは……。なんのためにカラオケボックスに来たのかは不明です(笑)。ということで栄えある? 第1位は、
第1位 自分の話か他人の悪口しか言わない
忘年会なのに、過去の栄光を延々と話し続けるこのような男性上司は悲しいかな、他人への悪口も口角泡を飛ばす状態になることが多いのも、会社七不思議のひとつです(笑)。せっかくの忘年会なのでスカッとしたいという女性部下の気持ちもそっちのけで、ネガティブな話ばかり。これでは忘年できませんね。過去の栄光にすがる気持ちもわからなくはありませんが、ここはひとつ、過去に栄光をつかむことのできたそのバイタリティを再度発揮して、新たな栄光をつかむことを目標にしていただきたいものです。
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