家電見本市で「クルマ」がかなり目立ったワケ

自動運転車への取り組みはここまで広がった

ラスベガスでのコンシューマー・エレクトロニクス・ショー、ウェイモのブースの様子(筆者撮影)

「昨年12月にウェイモが自動運転タクシー商業化をスタートさせ、GM(ゼネラルモーターズ)、フォード、ダイムラー(及びボッシュ)の3社が本年スタートを計画しています」

CES2019のメディアデイ(1月7日)における最初のセッション、「CES2019本年の注目すべきトレンド」での自動運転実用化についてのCES幹部の発言である。

中国ではすでに自動運転車が運行開始

毎年1月初めにアメリカ・ラスベガスで開催されるCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)。「世界最大の家電見本市」というのが一般的な認識だったが、2010年代に入ってから、自動車の姿が目立つようになってきた。

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セッションでの発言はアメリカマーケットでの自動運転商業化の状況を表現したものであるが、それ以外のマーケットにも目を向けると違った景色が見えてくる。

実際に広大なラスベガスコンベンションセンターを回って見て最も脅威に思ったのは、中国のインターネット検索エンジン大手、バイドゥ(百度)が「自動運転バスをすでに中国21カ所において運行させている」「すでに2018年7月4日より世界初のレベル4自動運転バスの量産化に入っている」と同社ブースにおいて発表していたことである。

自動運転のレベルについては、現在はアメリカのモビリティ専門家による非営利団体SAE(ソサエティ・オブ・オートモーティブ・エンジニアズ)が制定したレベル0~5の6段階が多く使われる。レベル0が完全手動、レベル5が全域完全自動で、その間に4つの段階がある。

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