フィンランドでは「べき論」がありえない理由

大事なのは「あるべき姿」より「ありたい姿」だ

これまでの日本では終身雇用、年功序列が約束されていたため、偏差値の高い大学に入学し、有名企業や安定企業に就職することこそが「正しい」とされてきました。しかし時代は変化し、どんな大企業であっても変化に対応できなければ簡単に潰れてしまう時代です。

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企業に属していれば一生安泰という時代、企業が個人を守ってくれる時代は、終わりを告げようとしているのです。そしてサラリーマンであっても、AI(人工知能)に代替されないような「自分という資産」を創り出さなくてはならなくなりました。だからこそ、「パラレルキャリア」に注目が集まっているのです。

しかし、「いい大学に入って、いい企業に勤めなさい」「男は仕事、女は家庭」「終身雇用」「滅私奉公」といった日本に存在する数多くの「〜すべきである」「常識は〇〇である」といったステレオタイプが、変化する時代を生きる人たちの頭を悩ませているのが現状です。しかし、フィンランドではそもそもそのようなステレオタイプが存在しません。

「あなたはどうしたい?」で育まれる主体性

フィンランド人は幼い頃から、「あなたはどうしたい?」「あなたはどう思う?」そんなふうに問いかけられて育ちます。幼い頃から答えのない問いと向き合い続けることで、主体性が育まれます。そのためフィンランド人は、周囲の「こうあるべき」といったステレオタイプに影響を受けず、自分はどうしたいかで判断することができるのです。

だからこそ「キャリアを柔軟に考える」ことができ、パラレルキャリアも、起業も、特別な選択肢として存在していません。学校の先生をしながら起業している人もいれば、スキルアップのために業種が異なる2つの会社に籍を置く人もいます。

つねに思考は、「Do what you love!(自分の大好きなことをしよう!)」。そんなフィンランドから日本人が学ぶことは多いのではないでしょうか。

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どん底の2000年代を経て鮮やかなV字回復を果たしたプロレス界の雄。キャラクターの異なるスター選手を複数抱え、観客の4割は女性だ。外国人経営者の下、動画配信や海外興行など攻めの姿勢を見せる。株式上場も視野に入ってきた。