「死ぬほど働く人」が辞められない深刻事情 「まだ大丈夫」のうちに休むことが必要
すっぽりと、真っ暗なトンネルに入ったような状態になってしまうと「進む」という選択肢以外見えなくなってしまいます。
そうなったあとで、自ら「退職」という大きな決断をするのは難しいことです。まず、そのような選択肢が「見えない」状態になっていますし、もし「見えた」としても、「手の届かないはるか遠く」であり、そこにたどり着くだけの力が残っていません。
結果的に「力尽きるまで前に進む」しかなくなってしまいます。
そうなった後での対処はとても難しいことから、「そういう状態になりそうだと感じたら、まずは休んで判断力を取り戻す」というのが、重要です。「限界まで頑張った」後では遅く、「まだ大丈夫」のうちに「意識的に休む」ということですね。
特に睡眠が何より大事だと思います。
もし、不眠の傾向などが出てきた場合には、専門の医療機関で受診することも1つの方法でしょう。
「おかしい」ことに「おかしい」と気がつく
「判断力を失う前に判断」するには、どういったことに気をつけたらいいのでしょうか。
「ブラック会社に入社しない」のがいちばんいいのですが、ブラックかどうか入社前に判断するのは難しいことです。
ネットなどを探せば、「ブラック会社の特徴」といったものを調べることはできますが、絶対ではありませんし、残念ながら入社してみないとわからないことが多いです。
入社後、重要なのは、「おかしい」と思えることなのですが、たいていの人はそれほど多くの会社を経験していないので、なかなか気づけないこともあります。
ですが、もし入社後、以下のようなことがあれば、「おかしい」と思ってよいと思います。
※もちろん、上記のどれにもあてはまらなくても、自分が「耐え難い」と感じたなら、無理にその会社にとどまる必要はありません。
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