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環境問題に一石投じる斬新なインスタ活用術 多様な生命守る「#ANIMAL_SELFIE」の意義

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:動物や自然環境への関心が、ようやく国際的なイシューとして上がってきました。改めて、日本国内の状況はどうご覧になっていますか?

河村:「世界」と言った時に思い浮かぶのは欧米だと思います。「では、東南アジアはどうなんだ」という議論はあると思うのですが、「先進国」という括りで捉えるのであれば、やはり日本は残念ながら「遅れている」という言い方しかできないのが悔しいなと思うところです。

想像が及びにくい現場も、「知って」「アクション」を!

:どういう点でそのように感じますか?

河村:一つは、認知。もう一つはアクション。日本人が優れているのは、自分の身近なところでアクションできるところだと思います。例えば、ちゃんとゴミを分別する、エコバックを持つなど。自分の安心や安全にはセンシティブな方が多いのですが、自分の想像が及びにくいところに対するインパクト、例えば「東南アジアの森にどういうインパクトがあるか」ということへの想像が、あまり好まれないなという印象があります。興味を持ちにくいんだと思います。

:例えば、ネットショッピングで「象牙」と検索すると、欧米系のサイトでは「動物愛護」「自然環境保護」の本が出てくる。ところが、残念ながら、つい最近まで日本の系列のサイトでは「ハンコ」が出てきていました。これは意識の違いですよね。

河村:おっしゃる通りです。消費者もそうですが、消費者を言い訳にして手を打たない事業会社もあります。一部のECサイトでは対応を始めてくださったのですが、「あくまでもそれはお客様たちが勝手にやってくれるところだから」と特に何もアクションを取らないところがありました。

:「#ANIMAL_SELFIE」の可愛い写真の向こう側の景色まで目が行くと、だいぶ意識も変わってくるかもしれませんね。

(写真:#ANIMAL_SELFIE)

河村:はい。WWFのホームページに来ていただければ、環境問題についての記事がたくさん載っていますし、先ほどお見せしたような動画もあります。動物たちの置かれている現場をリポートしているので、そういったもので知識を深めていただくと嬉しいなと思います。

:ぜひ、「#ANIMAL_SELFIE」で検索してみてください。さまざまな情報に出会えます。寄付もお願いします。今日はありがとうございました。

「公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)」については「GARDEN」当該記事へ

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