インスタグラムは「映え」の限界越えられるか 「ストーリーズ」急成長、買い物や店の予約も

みんながストーリーズを使っている
――ユーザーも広告主も昨今、インスタグラムの活用の幅をかなり広げている印象です。特にストーリーズの投稿内容はこの1年で多様性が増しました。
ストーリーズ機能はまず使っている人自体が増えた。ストーリーズを毎日利用するアカウント数は全世界で4億に達している。一般ユーザーのトレンド変化を目の当たりにした企業が、広告をはじめとするビジネス目的で使うケースも増えている。

広告主の顔ぶれもバラエティに富んできた。日本の例で特徴的なのは、NTTドコモが行った学割キャンペーン。フィードとストーリーズの両方に広告を展開した結果、広告記憶、つまり「こんな広告があったな」と覚えてもらえる確率が従来より10ポイント上がったという。
「Wantedly People」という名刺管理アプリの場合は、1インストールあたりの販促コストを従来より28%削減できた。ブランド認知獲得だったり、アプリのインストール促進だったり、いろいろな目的で活用してもらっている。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら